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腹ペコ虎の穴 かみち

全国有数の水揚げを誇る銚子。そんな銚子のまち歩きや、おいしいお魚のご案内など・・・Webでお散歩する様に、銚子の日々をお伝えします!

銚子、秋の旬といえば・・・

先週・今週と、銚子の秋の味覚「さんま」の取材が
ありがたい事に、立て続けに入っています。
昨年も同じようにこの時期は「さんま」の取材がいくつかあった記憶があります。
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今日も、とある朝番組の取材がありました。
番組名と放送日・時間は、ネタバレになってしまうので・・・
直前に、改めてお知らせします。
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クルーの皆さんは朝早く都内を出発、9:30に店舗へ到着。
その後、調理工程や試食シーンなどを撮影されて15:00に完全撤収。
放送はわずかな時間かもしれませんが、
長時間にわたり、丁寧にお料理を撮影していただき、感謝感激です。


この画像は「どうやって撮る?」「こっちのほうがいいよね?」
「この部分を見せようぜ」といった、熱いトークの模様・・・
と思いきや、さんまの塩焼きがあまりにもきれいだったので、
皆さんの携帯で撮っている様子なんです。
プロの照明を浴びたさんまが、プロのカメラマンに携帯で撮影される・・・(笑)
待ち受け画面にでもするのでしょうか?(そんなことは、無いな!)
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キラキラと光るさんま、美味しく撮れているといいのですが・・・
放送は来週のどこかで・・・近くなったらお知らせします。

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海水温上昇の問題

銚子港にも秋刀魚が水揚されました。
9月に入り、季節は秋!と言いたいところですが、まだ暑い日が続いています。
この暑さ、実は海の中にいる魚たちにも影響が出ているんです。

チョットマニアックな資料ですが・・・ご覧ください。
これ、今日の銚子周辺の海域に流れる海水の温度なんです。
黒いところが陸地、オレンジや赤のところが海です。
海水温
海であるところに「26」とか「29」と表示されている数字が海水の水温。
実際はこれより高いことがあるそうです。

海水が、29℃??
実はこの水温、熱帯魚が飼える水温だったりします。
こんな温かい海水を普通の魚が泳ぐと・・・鮮度は落ちます。

原因は何か?
地球温暖化の影響だと言われているそうです。
そして今年の夏に多い、ゲリラ豪雨と関係があるそうです。

ゲリラ豪雨は海水の表面温度上昇と関係があります。
8月頃から海水温の上昇が始まり、現在は例年と比べて4℃ほど上昇しているとのこと。

驚くことに、海水温の1℃上昇を気温に換算すると、
4℃~5℃も上昇したことと同じなんですって!
つまり、20℃以上も海上の気温が上がっていることになります。
このため、上昇気流の発生が激しくなり、雷雲ができやすくなっているんです。

今季も海水温が高いなどの影響で不漁が予測されているようです。
水揚げ
例年、サンマ漁は9月から10月にピークを迎えますが
海水温がどのようになって行くのか・・?海況、漁況は全く不詳です。
現在、海況を見ると北海道の沖にも高い暖海水があり、停滞気味。

いつもなら9月に入れば、さんまの魚体も大きくなるし、これからの大漁を期待したいんですが、
例年とは海の様子が違う。海水温が高く、漁場を探すのに苦労する・・・そんな状態だそうです。

築地の場外市場に並ぶさんま、1匹¥120~¥280までさまざま。
同じさんまでも、大きく太ったさんまが美味しいのは当然。
けど、高嶺の花となってしまうんですかね・・・。不安です。
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カチン!コチン!

市内を車で走行中に見かけた、ある意味日常的な風景。
白い煙の様なものを出しながら、トラックが走ってゆきました。

たまたま信号待ちのタイミングで、急接近!
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近寄ってみると・・・
「冷凍マグロ」でした。
これは加工用に工場へ運ばれる途中の光景です。

おそらく、メバチマグロでは無いかと思われます。
(間違っていたら、ごめんなさい!)
解体され、缶詰やレトルトなどの加工品へとその姿を変えることでしょう。

それにしても、こんなタイミングで出会えるとは・・・
まっ、銚子らしい風景と言われれば、そうなのかもしれませんね。
けど、いきなり目の前にこんな車が現れたら、驚きますよね~。
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台風の効果

「台風」
あまり良い印象は無いのかもしれません。

大雨を降らせ、大風を吹かせ、都市機能を麻痺させ、みんなを恐怖に・・・
銚子で言えば、漁船が出漁できない日が続いたりして、
魚が取れなくなります。
もちろん農業だって、せっかく育てた苗がなぎ倒され、
収穫前なのに全滅なんて事もあるでしょう。

けど、実は悪いことだけではなく、良いコトだってあるんです。
あまり知られていない事なんですけどね。
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たとえば海。
たくさんの雨が降る事で、河川を通じてたくさんの雨水が流れ込みます。
海上でも波浪警報が出るくらい大きく荒れています。
実はコレが、いい効果のひとつだったりします。
「潮が変わる」と言います。

解りやすく言えば、お風呂の上のほうだけを“チャプチャプ”と混ぜたくらいでは
お湯の温度は変わりません。上のほうが“熱い!”状態は変わりません。
けど、かき混ぜ棒で思いっきり混ぜると、湯船の中は満遍なく水温が混ざります。
海の中の水温が変わり、潮の流れが変わる。
つまり、大風で起きた大波が、海の潮を変える事になるんです。


そうなると・・・
漁に出て獲れる魚の種類が変わったり、今まで不漁だった魚種が急に豊漁になったり・・・
そんな現象が起きるんです。

今が旬の「入梅いわし」。
不漁続きでしたが、この台風通過後、豊漁になってくれることを祈りたいものです。

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トワイライトな水揚げ

太陽が沈み、空模様は分単位で“マジックアワー”になっています。
そんな時間からでも、ここ銚子港では水揚げが行われます。
消費地港らしい光景です。
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この日は、さんまの水揚げ。
暗い中でも、船に装備されているサーチライトを使い
周囲を照らしながらの作業です。
実際には漆黒の海の上で、その海面を照らす訳です。
かなり明るいのがお分かりいただけるかと思います。
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暗闇での水揚げ、なかなか見かけることができない、そんな光景です。
きっと、今日の朝は大海原を泳いでいたのかもしれませんね。
そう考えれば、新鮮さは一番!
なかなか見かけることが少ないのかもしれませんが、
こんな光景も銚子ならではのヒトコマなんですよ。
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