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腹ペコ虎の穴 かみち

全国有数の水揚げを誇る銚子。そんな銚子のまち歩きや、おいしいお魚のご案内など・・・Webでお散歩する様に、銚子の日々をお伝えします!

震災の爪痕

銚子の魚市場は第一から第三まであります。
マグロなどの“大物”といわれる部類の魚は、第一魚市場で水揚されて
セリにかけられ、市内を始めとした消費地に出荷されてゆきます。
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いつもであれば、そんな元気な様子を観る事ができる第一魚市場は、
3月11日の震災で破損してしまい、現在は使用が出来なくなってしまいました。
屋根が割れてしまい、空が見えます。
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イチバン古い施設なので仕方ありませんが、老朽化が進んだ建物は
今回の地震には耐えられなかったようです・・・。
現在は、第二魚市場と第三魚市場でそれぞれ水揚を行っていますが、
さんまが水揚される秋ごろまでには、何らかの方法で手立てをしないと・・・
銚子が元気になるには、街のシンボル的な魚市場に活気が出る事なのかも?
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魚を取り巻く環境は、現在も、そしてこれからも風評被害を戦わなくてはなりません。
いつまで続くのか・・・長期戦になるのかもしれません。

日本人は元来「魚食い民族」として生活してきました。
これは世界でもまれにみる、四季がハッキリと変わる気候、
四方を海に囲まれ、かつ南北に長い地形という国土、
豊富な魚が近海で漁獲されたおかげなんですよね。

美味しい魚を食べる為に、漁師さん、市場関係者、運送屋さん、魚屋さん、
そして飲食店に料理研究家、食べ手も含めて、こだわりがありますよね。
「魚食い」に関して、種類・調理法とも世界でも有数の国、日本。
その中でも全国有数の水揚港・銚子が大切にしてきた魚文化を
早々簡単に絶やすわけにはいきません!

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